コーヒー豆の名称 〜モカ編〜
コーヒー豆の話の続き。
前回、久しぶりにブログを更新し、コーヒー豆の名称についてお話しましたが、それを見たというお客様が、『モカって、エチオピアもイエメンもモカって言うけどなぜでしょう??』という、少しマニアック?な質問をされました。
確かに、普通なら国が違って同じ名前、というコーヒー豆はほとんどないかもしれません。
エチオピアと言えば、カルディの伝説でも有名な、コーヒー発祥の地、と言われている所ですが、コーヒー豆は紅海を挟んだ隣の国、イエメンのモカ港から主にヨーロッパへ運んでいました。
モカ港は当時の世界の中心、ヨーロッパ、へ物を運ぶ重要な役割を担ってた港だったからです。
コーヒー豆に限らず、あらゆる物がモカ港を通じてヨーロッパに、そして世界に流通していました。
ちなみに、「コーヒー」という名前そのものが昔は「モカ」でした。
モカはコーヒーのまさしく原点ですね。
そのものの名前が港の名前に変わってしまう、というのはよくある話で、有名な所では「伊万里焼」ですね。
有田焼が伊万里港を経て輸出されたので、伊万里焼と言われるようになった、というのは有名な話です。
まあ、諸説あるので、ツッコミたい人もいるかもしれませんが、信じるか信じないかは貴方次第です(笑)
あと、有名チェーン店などで『カフェモカ』とか『モカジャバ』といったチョコレートを使ったメニューがありますが、コーヒー豆のモカとは基本的に違いますね。
当店ではモカも販売(只今、ドリップバッグのみ)しております。
気になった方、飲んで見たい方は↓↓↓↓↓よりご注文下さいませ。
では。